「あ、ありがと。」
体温計を受け取り、熱をはかる。
「スマホいじってたけど。どした?」
「え?!いや、あの……う、占い!!
占いを見てたの!!気になったから!!」
「占い…?」
…ふぅ。咄嗟に占いとか言っちゃったけど、我ながら言い返答だ。
「にやにやしてたってことは、それくらい良い運勢だったわけ?」
「え?!」
にやにや?!
あの時は、LINEを…。
先生とLINEしながら、私にやついてたの?!
べ、別に!!先生とのLINE何か楽しくも何ともないし…!!
「…なぁ、最近桜、ぼーっとしてること多いけど、やっぱし何かあった?」
「う…ううん。」
…ないと言えば嘘になる。
榎本先生と絡むようになってから、私、
ぼーっとしてる事多い。
「まさかとは思うけど…前のストーカー…?」
「え?!…ち、違うよ!!」
必死に両手を左右に振って否定する。



