先生が出ていってすぐ、LINE通知の音が
かすかに聞こえた。
…私のスマホかな…。
いつも音はけっこう小さくしてるし、バレない程度の音量にしてるから。
机の中にある自分のスマホを見ると、誰かからLINEがきてるみたいだった。
…誰だろ…。
授業中にLINE何て初めてだな…。
LINEを開くと、榎本先生から。
[放課後来てね。待ってるから。]
胸がドキンと鳴った。
先生から通知が1件きただけなのに。
なのに、何でこんなにも嬉しいんだろう。
[はい。]
返信すれば、すぐに既読がつく。
それが、なぜか嬉しくて、胸がドキドキする。
[桜ちゃん俺の事めっちゃ見てたね?w]
え?!
わ、わわ、私…!!
そんなに見てたかな…。
あ、あり得ないって…。
[見てませんから。]
[でも、俺と目合ってたでしょ?]
確かに…それは…事実だけども…。
こう言われちゃ、何も言い返せない。
[まぁ、そうですけど。]
そうだけど、目が合っただけで、先生をずっと見てたわけじゃないから、ね…。
[認めたww でも、桜ちゃんのそーゆーとこ俺好きだよ?]



