放課後は図書室で甘い時間を



「私ね、恋愛感情が分かんないの…。
何か、榎本先生見ると、胸がぎゅって締め付けらるっていうか…何て言うか…」

「ふーん…。うちはそれ、恋愛感情とみた!!…でも、」


…でも…?


「自分で確かめたいんなら、思いきってキスしちゃえばいいと思う。

キスすれば、意外と分かるもんだよ?
…好きか…違うか…。」



キス…。
自分から…する…。

今までは、榎本先生からだったし…。
自分からっていうのは…なかった…。


「…禁断の恋ねぇ…。いいねぇ、桜も色気づく年だもんね!!」


…何か、江梨子がおばさんくさいこと言ってる…。


「でも、禁断の恋って…甘いだけじゃない…そうでしょ?
甘く、苦もあるからこそ禁断の恋って良いんだよねぇ~…。」


…苦か…。
でも、恋愛に関して、本当に知らないから…。

よくわからないや。

とにかく…!!
江梨子の言う通り…実行してみますか…。

…正直やりたくないけど…。

はぁ。放課後になって欲しくない…。