だけど、疑問が晴れる事は一向にないまま、私は朝を迎えた。
今日は、いつもより、遅めの登校。
昨日のストーカーの件もあって、皆がけっこう登校してる時間の方がいいし。
…しかも、先生に…会うのが気まずいっていうか…。
学校の校門を通ると、江梨子が話しかけてきた。
「おっはよー!!桜ー!!何か久しぶりに風邪引いちゃったよぉ。あははっ!!」
はぁ。相変わらず、江梨子はテンション高いなぁ。
「晶人がさぁ、お見舞いに来てくれてっ♪
うちの好きなケーキ買ってきてくれたのっ!!」
江梨子の目はキラキラで、本当に晶人君が好きなんだと思った。
…それに比べて私は…。
教室へ入ると、江梨子はいきなり真剣な顔つきで私を見た。
え…。え、何…。
「で、どうしたの?…何かあったって顔してんね。ほら、親友何だから、言って?」
あぁ…。
私って顔にすぐ出ちゃうタイプだから…。
江梨子にバレてたか…。



