「さくらー?夕飯出来るから、もう下に降りてきなさーい。」
「はーい。」
いつもは、勉強に費やしてる夕飯を待つ時間を、ベッドに寝転がって先生を考える時間に使っちゃった…。
恋愛…か…。
ママに返事をして、私は1階へと降りていった。
***
「いただきまーす。」
手を合わせ、ご飯を口に運ぶ。
…そう言えば、ママの恋愛話って聞いたことないな…。
「ねぇ、ママ…。…ママはどうしてパパと結婚しようと思ったの?」
「え~?急にどうしたの~?
…ん~…、ママもよく分からないわ。
パパとなら、一生一緒にいても良いって思ったのよねぇ。」
ママは、遠くを見るような目で話す。
「ふーん…。じゃぁ、どうしてパパを好きになったの?」
「あら。桜から、そんな言葉を聞くなんて…珍しいわね。」
軽く微笑みながら、ママはおかずを口に運ぶ。



