放課後は図書室で甘い時間を


先生は、軽く笑って、私の頭を撫でた。

「…無事で良かった…。」

先生の表情が、温かい手が、声色が、とても落ち着く。


「買いに行こうか?」

「…はい。」


当たり前のように、先生は私の手を繋ぐ。

今は、安心していたい…。
だから、先生と手を繋いでる事に文句は言わない。

だけど、やっぱりドキドキはおさまってくれない。

…ほっぺた熱いな…。

空いてる右手で自分の頬を触ると、頬が熱くなってるのが分かる。

手が冷たいぶん、よけいに熱く感じる。