先生は、軽く笑って、私の頭を撫でた。 「…無事で良かった…。」 先生の表情が、温かい手が、声色が、とても落ち着く。 「買いに行こうか?」 「…はい。」 当たり前のように、先生は私の手を繋ぐ。 今は、安心していたい…。 だから、先生と手を繋いでる事に文句は言わない。 だけど、やっぱりドキドキはおさまってくれない。 …ほっぺた熱いな…。 空いてる右手で自分の頬を触ると、頬が熱くなってるのが分かる。 手が冷たいぶん、よけいに熱く感じる。