放課後は図書室で甘い時間を


先生とのLINEはまだ続いてる。

夜は、外に出るの怖いけど、先生とLINEしてると安心できる…。

[桜ちゃん今何してんの?]

[お醤油買いに行ってます。]

返信すると、先生から電話がいきなりかかってきた。


いきなりすぎてスマホ落としそうになったよ。
もう、驚かさないでほしい…。

そう思いながらも、先生からの電話にでる。


『桜ちゃん?!大丈夫?!』

「大丈夫…ですけど…何でですか?」

『いや…。…ちょっと…その…ね。』


…え…。
何か…心配になってくる…。
やっぱ、外に出ちゃいけなかったかな?

ど、どうしよう…。



『桜ちゃん、今どこ?』

「えと…十字路です。」

『あー…。…どーしよ…。』



先生は、そんなことを電話ごしに呟く。

え、ほんとにどういうこと?
怖くなってきた…。



「先生…あの…スーパーに着くまで…あの…電話…してても良いですか?」



…こんなこと、言いたくないけど…。
怖いからしょうがないもん。




『全然いいよ。…やっぱ心配。
…俺も一緒に行こうか?』

「え…。えと…」





先生にそう言われたとき、胸が締め付けられる感覚した…。

…そばに…いてほしい…。

何て思うけど…きっと…今の状況が怖いって思ってるからだよね…!!


「えっと…その………ん?」


何だろ…。
…足音?私の…足音…じゃ、ない…?

後ろを振り返っても、あるのは街灯と電柱で、他には何もなかった。



『…どした?』

「……いえ、多分私の勘違いです…。」



そう言って、私はまたあるきだした。

…けど、私とは違う足音がまた聞こえる。
私が止まると、その足音も止まる。

……こんなこと考えたくないけど、
誰かに…あとをつけられてる…?



「せんせ…誰かが…」

『誰かが?…あー…、やっぱダメだわ。
今から、俺そっち行くから。電話は繋いどくよ?』

「は、はい…。」

『絶対、走っちゃダメだよ。…頑張って冷静さを保って。…分かった?』

「…はい。」




…今、思ったけど。
誰かがっていった瞬間、何で先生はあとをつけられてるって分かったんだろ…。

足音が、私に近づいたりすることは、まだない。
一定の距離を保ってる。

きっと…走れば、相手側は私に近づいてくる。
先生は、多分それを心配したんだろうな…。