結果は優勝。
バスケ部の皆は都大会にいけることをとても嬉しがっていた。
「桜っ。楓のとこ行こっ??」
「う、ううん。私は良いや。」
「そうなの?じゃぁ、うち楓のとこ行ってるねっ♪」
「うん。」
日向の方へ行こうと視線をやれば、女子に囲まれてて。
…これじゃぁ無理か。
………図書室行って、本でも読んでよ。
***
図書室へ向かう私が、階段をのぼっていた時。
誰かが私をとうせんぼした。
「……めいちゃん…。」
「ふふっ♪驚いたぁ?」
可愛く小首を傾げるめいちゃん。
だけど、
イタズラっぽく微笑むめいちゃんの顔は、一瞬にして冷めた。
え……?
「…………嘘つき。」
めいちゃんが私をキツく睨む。
「めいちゃん……?」
「気やすく“めいちゃん”何て言わないで。馴れ馴れしい。
あんた…………何様のつもり?
日向先生と結ばれるのは私だから。
これ以上近付いたら、私おじ様にあんたたちの関係バラすから。
くすっ……退学ね。良い気味。
……私はね、日向先生をどうしても自分のものにしたいの。分かる?
手に入れるためには、私は手段を選ばない。脅しじゃないのよ?本当……なんだから。
自分から身を引いといた方が良いと思うけど。」
いつものめいちゃんじゃない……。
…私と日向の関係がバレてる?
一体私は……めいちゃんにどうされるの…?
冷たい眼差しで冷たく言い放っためいちゃんはいつもの可愛い笑顔に戻っていて。
「めいの言う事……聞いてくれるよねっ??♪
めい、桜ちゃんの事信じてるねっ♪
………バイバイっ♪」
可愛く言って、私の前からめいちゃんは去った。
……どうする…?
日向……私たち…どうなるの…?



