…でも…こう抱き締められて思ったけど…


日向って……けっこう体が大きいんだな……。


やっぱり……男なんだ……。


枕元に置いといたスマホを見て時間を確認する。


「6時半か…………あ、メール。」


楓くんから1通のメールが届いていた。


[桜って今日暇?]


……暇…ではないね…。
申し訳ないけど、暇ではないとお答えしよう。


いくら付き合ってる事を知っていたとしても、さすがに日向のお家でお泊まり何て事は言えない。



[ごめんっ!!今日出掛ける用事があるから忙しいです(-_-;)]


嘘ついてごめんなさい…。


[そっかー…。残念( ´△`)
勉強会をやろうと思ってたんだよねww]



…勉強会かぁ…。
参加したいけど…私は日向を優先したいから。


[勉強会かぁ…。せっかく誘ってくれたのにゴメンねっ(汗)

また機会があったら、その時は参加しますっ♪]


[おっけーい(ノ´∀`*)]


ゴメンね…楓くん…。
嘘ついて…ごめんなさい…。

















「桜、おはよー…って誰とメールしてたの?」