放課後は図書室で甘い時間を



「……へ?」


い、今……脱いでって……。え…?


「桜、聞こえてる?…脱げる?」

「え?!…えっ…えと……ここではちょっとまずいかなって言うか……先生来たらヤバイし……だから…」

「あははっ…違う、違う!!
桜、多分足もだけど、腕も怪我してると思うんだよね。」


腕…?
まぁ、確かにズキズキするけど…。


「脱げる?手当てしなきゃいけないし…怪我してたらだけどね。」

「う…うん。分かった。」


脱いで、日向に腕を見せる。

…日向の言う通り、私の肩の辺りの腕が赤く腫れ上がっていた。


「……やっぱ怪我してんね。痛い…よね。」

「うん。ズキズキする…。」


腫れ上がった所に触れてみれば、少し熱を持っていた。

日向は、塗り薬と包帯を持ってきて、私の腕を手当てしてくれる。




……包帯を巻くのに集中してる日向をチラッと見る。

……本当に…整った顔してるな……。

髪の毛…少し天パなんだ……。何か可愛い…。

私って、ストレートだから、そういう髪の毛憧れ何だよね……。



「よしっ。出来たっ。」

「ありがと。」



手当てし終わった時、5限目を知らせるチャイムが鳴った。