放課後は図書室で甘い時間を




保健室でもらった絆創膏を足の裏にペタッと張り付けた私は、教室へ向かった。


…まだ…誰もいない…。
少しだけホッとする。


スクールバッグを机に置いて本を開く。

本読んで、少しでも頭からさっきの出来事が消えれば良い…単純にそんな理由だった。




数分すると、校内に賑やかさが出始めた。
ほとんどの人が、登校してくる時間帯だからだ。



そんな賑やかな雰囲気とは対照的に慌ただしい足音が耳に入った。

…誰か…来る…?

そんな事を本を読みながら考える。


すると、息を乱した楓君が勢いよくドアを開けて教室に入ってきた。



「…桜っ…はぁ、はぁ……何ともないかっ…?」

息を乱しながら喋る楓君。

…なぜこんなこと聞くのか分からなかった。

「別に…何ともないけど…どうしたの?」

何ともないってわけではない。
さっき怪我をしたばかりだから。


「…桜…これ見てみろ…。」


そう言って、自分のスマホを私に差し出してきた。


見てみると、《学校裏サイト~排除計画案作成中~》


学校裏サイト何てあったんだ…。
排除計画案…?なにそれ…。


「書き込まれてるレス見てみ…。」


画面をスライドさせ、書き込まれてるレスを何件か見る。




「嘘……。」




……ターゲットは…私…?