「……そんなの好きじゃなきゃ困る。
でも、嬉しい。ありがと。」
「うん…!!」
あ……。
日向の匂い……心地いい……。
「何か…離れたくないけど…桜が風邪引いたら困るしな…。」
離れたくないって……。
…凄く嬉しくて、胸がキュンキュンしちゃう……。
「…私だって…離れたくない…。」
「ダーメ。明日まで我慢っ。」
名残惜しそうにしつつ、日向は抱き締める腕を緩めてく。
「バイバイ。」
軽く、チュッと音を立ててキスをした日向。
……不意打ち……ずるい…。
「うん…バイバイ。」
私は、見えなくなるまで日向を見送った。



