放課後は図書室で甘い時間を


「大丈夫?」

「うん…ありがと…。」

日向が軽く頭を撫でてくれたおかげで安心出来た。


「気づいてくれて…ありがと…。」

「ん。…まぁ、彼女の小さな変化に気付けない何て彼氏としてちょっとね。」


日向はいつも、私の小さな変化に気づいてくれる。

だから…やっぱり不安なんだ。
いつ…あのメールのことがバレるのか。

もしかしたら、もうバレてるかもしれないから。



私の降りる駅に停車する。

日向は私の手をギュッと握って電車を降りた。






***


「LINEするから。…じゃぁね。」

「うんっ。」


ちょっと…もうちょっとだけ…一緒にいたいな……。

せめても……ちゃんと、改めて“好き”って言えたら……、



……勇気を…勇気を出して…。



そう心に言い聞かせ、私に手を振る日向を呼び止めた。

「……っ…ひゅっ……日向っ…!!!!」

……声震えちゃう…。
だけど……頑張るの。


「………………好きっ……大好きっ…」


あの告白したときみたいにドキドキする…。

だけどね…今回はちゃんと日向の目を見て言えたの。

………良かった。嬉しい……言えた…。



日向は、私の所へ走ってきて強く強く抱き締めた。








……日向の気持ちが伝わってくる。