放課後は図書室で甘い時間を


……楓君は、優しいよ…。
私も、多分楓君は言わないと思う。
秘密にしてくれると思う。

………だけど…嫌な予感がするの。

まぁ、今はそんなこと考えても無駄だから…。


「桜、時間大丈夫?」

「…うん。まだ大丈夫。」


日向は気遣ってくれてるのか、違う話に切り替えた。


「桜の好きな料理って何?」

「うーん…。私ね、ハンバーグとか、スコッチエッグとか好きなんだ♪」

「くすっ…桜らしいね。」


笑った…。
やっぱり…日向の笑顔、ドキドキする…。

ミルクティーを一口飲む。

口の中に甘い香りが広がる。
まるで、今の私みたい…。


ふと目が合う。

「どうしたの?」

「ん?……可愛いなって思って。」

可愛いって……、
日向ってさらっとそう言う事言えちゃうから……。





あ。ママに一応連絡しておこっかな。

「一応、ママに連絡しとくね。」

「あ、うん。分かった。」



スマホを見ると、忘れていたあのメールがまだ届いていた。


来ていたメール数はあり得ないくらいの数で。




うそ……。




に、にひゃっ……、













「216?!」