「日向っ……!!!!」
しまった…!!楓君がいる前で、日向って…。
あぁ…!!もうどーしよ……。
楓君……驚いてるし……。
後戻り出来ないよ……。バレた相手がまさか楓君だなんて…。
「……桑原君。」
日向…。
……楓君は……皆に言っちゃうのかな…。
「…桜…今、日向って……付き合ってんの…?」
もう……隠せないよね…。
「……うん…。」
「…やっぱり。」
え…?やっぱりって……何…?
日向を見れば、平然としてる。
え、何で……驚かないの……?
「……や、やっぱり付き合ってるよなっ…。」
桑原君は笑ってる。
………けど…どこか切なかった。
「桑原君。………そういう事だから。」
「えっ?!何、そういう事って…?」
「行くよ。」
「ちょっ…ちょっとっ…日向っ…。」
日向は私の腕を掴んで、校門を出た。
………振り返ると、楓君はただ立ちつくしてて。
……どうして……そんなに切なそうにするの…?
楓君は……私達の関係を皆に言っちゃ
うの……?
どうしよう……。



