放課後は図書室で甘い時間を


あぁ……キスマークの事か。

キスマーク……?



「あぁーーーーーー!!!!!!!!」



日向はくすくす笑ってる。

「聞いて?!あのねぇ……!!日向のせいで江梨子にキスマークだキスマークだって……!!!!」

「あははっ。それでっ?♪」

「挙げ句の果てには……キスマーク…つけた人の名前言えって…!!!!…って!!楽しんでる場合じゃないんだからねっ?!」



笑いながら「はい、はい。」と言いながら頭をポンポンする日向。

絶対にからかってるって…。



「そんなに眉間にしわ寄せてたらブサイクになるよ?」

「なっ……!!」



なんと!!
失礼極まりない…!!



「…ま、まぁ…元から可愛くないんでぇ?べっつにそんな事言われても何とも思わないしぃ?…もう底辺にいるんでぇ…これ以上ブサイクになることはないと思うんでぇ…。」

「あははっ。ごめんって、嘘だから。」


そう言いながら頭をよしよししてくれる。

まぁ…大好きな人に…ブサイク何て言われたらけっこうくるよね…。


「…ねっ。今度デートしよっか。」


あのお日様みたいな明るい笑顔で私を覗き込む日向に一瞬ドキッとしてしまう。

…デート…。

初デート…。


「お家デートしよーよ。ねっ?」

「おっお家デート?!」


お家デートだなんて…。
えっ…えっ……えぇ?!

ちょっと…早くない?!
それはちょっと早いって……。



「桜、何変なこと想像してんのっ?あははっ、もう最高っ。俺はただ、外出デートして生徒に目撃されたら危ないから、俺ん家にした方が安全かなって思っただけだよ。」



うわぁ……恥ずかしくなってくる…。
少しでも、そういうこと考えてしまった自分を消したい。消し去りたい。

もう恥ずかしすぎてヤバイ…!!
あぁ…もう…暑いなぁ……。


「くすっ……でっ。どうする?…お家デートする?」


笑いながら聞かれるとなーんか冗談に聞こえるんだよねぇ。


だ・け・ど


「……うん。お家デートしたい。」


やっぱりデートしたい。
初デートはお洋服に気合いいれなくちゃ!!