私がすねてた時だ。
何か、首に柔らかい感触とピリっと電流が走ったような痛みを首に感じたんだよね。
あぁあ……。
その時だわ。その時に日向は付けたんだ。
やっと、全てが繋がる。
教室に戻る際に、日向が鏡を見ることをオススメしてた理由。
鏡を見ないで教室へ行こうとする私を爆笑してた理由。
はぁ。放課後に変態日向さんに言わなければ。
もう……こんな状態で授業とか無理なんだけど……。
ニヤニヤする江梨子に心配そうな楓君。
「桜、あの人でしょぉ?もう言っちゃいなよぉ♪」
「あぁ、もう江梨子ったら!!
……あ、ほらほら先生来たよ!!席につこっ♪」
はやくこの状況から脱出したかった私は、先生が来てくれた事に心から大感謝しながら席についた。



