放課後は図書室で甘い時間を


……私…日向が大好き何だな…。
改めて、日向の全部が好きなんだって…感じさせられる。


私ね、日向の声が好き。
あの満面の笑みが好き。
あの真剣な顔も好き。

とても真っ直ぐな人で、それで優しくて、嫉妬したり、たまに顔を赤らめる可愛い所があったり…。

すぐ抱き締めたり、キス魔だったりの変態さんだけど、それも愛情表現なんだって思うと、とてもいとおしいの。

だけど…ふと思い出してしまう。
江梨子のあの言葉。


“禁断の恋”


いくら恋愛経験のない私でもこれくらいは理解できる。

クラスメートに先生とか生徒とか…、
学校の皆に知られたら一体私どうなっちゃうんだろって…。

そういう不安があって…心配になる…。



「…ねぇ、今皆に知られたらどうなっちゃうんだろって考えてたでしょ?」

「えっ?!……あ、うん…。」



何で…日向は私の考えてること分かっちゃうんだろ…。


「……大丈夫だよ。」

「うん…。」


抱き締める力を強めながらそう言う日向。

本当に…大丈夫なのかな…。
私を安心させてくれてるのか、また別の理由があるのか分からないけど…。

日向がそう言うなら、きっと大丈夫何だって思える。




……もう付き合った以上、日向を信じるって決めたから。