放課後は図書室で甘い時間を


生徒指導室へ向かう日向と私。

廊下を歩いているとまわりの女子は、私を睨む。

……日向といることがそんなに気に入らないの…?



「「ひゅーがせんせぇー♪」」



階段を降りようとしたとき、後ろから日向を呼ぶ女子たちの声がした。

後ろを振り向くと、そこには10人は余裕で超えるほどの女子の大群が。


「ひゅーがせんせぇ♪次は私たちのクラスで授業だねっ♪」

「私たちのクラス授業進んでるしぃ、ひゅーがせんせぇと遊びたぁい♪」



よくもまぁ、人目を気にせずベタベタできるもんだ。

……日向も日向だよ…。

何か、いい気分しない……。



「遊ぶのは無理かなぁ…。テスト範囲終わるまではダメだね…。」


「「えぇ~……。」」



……。

もう…日向と口聞かない事にする。



「榎本先生、私先に生徒指導室行ってますんで。」



私はそう言って、日向の話も聞かずに階段をかけ下りた