【完】私の彼は純粋くん。



「麻十くんなら女の子とどこか行ったよ??」


「...」


玄関で麻十を待っていたら、話しかけてきたのは相田。


「麻十くんから伝言で、先帰っててって。」


「...」


私は音楽を聴いているのをいいことに相田を無視する。


「無視してんじゃねーよ。」


そう言って相田は舌打ちをする。


「いい顔してんね。」


なんて言って写真を撮る。