【完】私の彼は純粋くん。



今日は図書委員の当番の日。
この日はいつも麻十が来て、仕事が終わると一緒に帰っていたんだけど...


「図書室なんて小学生の時以来だよ!!」


なぜか相田も来ていた。


「相田さん、静かにしな。」


「麻十くんなんで[相田さん]なのぉ??
いつもは[鈴]って呼ぶのに!!」


...そーなんだ。
私の時は呼の躊躇ってたのに相田のときは普通に呼ぶんですね!!


「笹峰、大丈夫か。」


「あ、大丈夫...です。」


イライラするあまり、本に当たってしまった。


「なんだったら先帰ってもいいよ。」


なんて迷惑をかけてしまった。


「ちょっと、水飲み言ってきます。」


そう言って図書室から出た。