『もしもし!? 琉李、風邪もう平気なの!?』 「だから大丈夫ってメール送ったじゃん。」 『そんなのどーかわかんないでしょ!! 琉李いっつも適当だから...』 そういって暁実がため息をついているのを聞いて、少し安心した。 『もしもし?? とりあえず、今日の帰りに家寄るね』 「わかった。 いつものやつよろしくね。」 『はいはい!!』 そう言うと暁実は電話を切った。