「琉李、なにしてんだ。 まだ寒いんだから中はい...」 「うげ。」 珍しく休みだったお兄ちゃん。 こんなシスコン兄貴を見られたくなかったな... 「陽哉さん...!!」 「おま、麻十か...!?」 え、知り合い...!? 「俺、サッカークラブで陽哉さんにお世話になったんだ。 まさか陽哉さんの溺愛してる妹だったとは...」 「ははは...」 うわ、恥ずかしい... (こんなのが兄だなんて)