【完】私の彼は純粋くん。




学校が終わると、すぐに教室を出て麻十くんの家に向かった。



「ここでいいよね...??」



地図に書いてあった場所は、とても大きな一軒家。
表札もちゃんと[艦場]になってるんだけど...



「緊張する...」



こんな大きな家で、しかもアポなしでピンポン押すとかチキンな私には無理...



「あれ??
お客様??」



後ろから声がして振り向くと、綺麗な女性が立っていた。