「侠ぅ。辛いよ」 「俺も辛いよ。でも、璃華が泣いたら杏菜も辛いよ。ほら、家に帰るぞ?」 「………ぅう。」 私達は家に帰った。 --1ヶ月後 「おい!璃華!もう学校遅れるぞ!」 「侠っ!」 「はよー」 爽やかな笑顔を見せるのは、桐谷侠。 4月。私達は高校生になりました。 杏菜が亡くなってから、侠は毎日私を家 まで送り向かいしてもらってます。 もし、杏菜が生きてたら3人でこの道を 歩いてたのかな……。