~Special Short Story~




「聞いてないよー」


あ、白石の目がうるうるしてる。


「だって言ってないもん。もちろん、これは佐々木にも了承を得てるからご安心を」


「佐々木先生も知ってるの!?」


「だから、今日の美術の時間をフリーにしてくれたんだよ。今日だけね♪」


なんだなんだ、この展開。俺、まだ頭の中の整理が出来てねぇんだけど。


「まっ、よかったぜ。お前もちゃんと白石のことが好きで!」


そう言った中園が肩を組んでくる。


「俺達も心配したんだぞ。お前なっかなか好き好きオーラ出さね~から、白石のこと好きじゃないのかもってよ~」


「そうそう!でも、さっきの愛の告白を聞いたからには、お前相当白石のこと溺愛してんじゃん?」


男子のからかいスタート。って、そうだよな。


みんながココにいるってことは、さっき白石に伝えた俺の気持ちをみんなにも聞かれたってわけなんだ。


「……っ!」


やべぇ。


超絶恥ずかしいじゃねーかよ。