~Special Short Story~




待って。これ、どういうこと?俺は今、白石と話をしてて、今日が何の日か聞かれたけど、白石が大きな声を出して……みんなを呼んだ?


「驚いた?」


俺の目の前にいる白石がニヤニヤしながら言う。


「驚くも何も……え?何コレ」


「みんなに協力してもらっての記念日のお祝いだよ!」


「記念日?」


「今日は、あたしと雅紀の付き合って1年記念日なんだよ」


1年。


そんなに長い時間一緒に過ごしてたのか。


「ほらよ、雅紀!俺の手作りのお花だぜ~」


そう言って、俺のブレザーの胸ポケットに、折り紙で作られた赤色の花を入れる中園。それから、どんどん男子から折り紙の花をプレゼントされる。白石も女子から、俺と同じように折り紙の花を渡されていた。


「記念日のことだけ知らせて!ってお願いされたけど、ただおめでとうを言うだけじゃ物足りないと思って、あたし達で考えたんだよ。ね、みんな!」


そう言ったのは、白石と仲の良い女子。俺と白石以外の奴らが頷く。