~Special Short Story~




「井上さん抜けてるとこあるけど、可愛い顔してるし、ちょっと遊ぶのもいいかなって思って」


「横田、お前最悪だなー」


「井上悲しむぞー?」


ゲラゲラ笑いながら会話を楽しむ横田達。



…………おい、ふざけんな。



「だって、モテ男と付き合えるんだぞ?きっと嬉しいだろ」


「横田ー、お前自信過剰だって!」


遊びで付き合うとかふざけんな。


「まー飽きたらすぐに別れればいいし?ポイッてな」


そんなに簡単に考えんな。


「それに陽に相談とかしてたし、何かあったらアイツが慰めんじゃねーの?陽の奴、井上さんのこと心配してたし」


「あーアイツら幼なじみだもんな」


「もしかして陽ってば実は井上さんのことが好き!?横田ー、お前陽に譲れよっ」


「陽には悪いけど、ちょっと遊ばせてもらいます~なんちゃって!」


俺へのからかいは言っていいけど、花音のことをバカにすんのは、絶対許さねぇ。


そして、横田達の元へ足を進めようとした時だった。右手に持っていたゴミ袋を誰かに取られた。