~Special Short Story~




目黒くんに告白する日が来たら、ううん、告白したらどうなるんだろう。カレカノになれるかな?それとも……やだ、考えたくない。


「……そんなこと言ったっけなぁ」


香山先輩が呟く。


「ん?言いましたよ?」


「あーうん、そうだよな。言ったよな、俺がなぁ、うん」


よく分からない返事をし始めた香山先輩。


「あのさ、6番」


「はい、って6番って……」


「香山くんっ」


その時、あの女の先輩が私達のところへ来た。


「あー、矢城」


「今、休憩時間になってさ。香山くんちょっといい?」


「いいけど」


そのまま香山先輩と女の先輩……矢城先輩がこの場を離れた。


もう見に来ないでとか言われてるのかな?うわーそれなら慰めねば!


でも、なんでかな。


香山先輩と矢城先輩のツーショットを見ていると……モヤモヤするんだけど。


「加治木さんっ」


すると、今度は私の名前が呼ばれた。


「めっ、目黒くんっ」


声の主は目黒くん。フェンス越しに私の前で息を整える。