そして、ブレザー姿の男子高生が舞台の左側に並んでいる中に、見つけてしまったんだ。
…………星村くんの姿を。
『可愛らしい方々が勢揃いですね~!司会者の僕もドキドキしちゃいますね~!はいっ、それでは早速告白タイムといきましょうか!』
白スーツ姿に黒縁メガネ、そしてハット帽子をかぶっている司会者の言葉で、再び会場から沸き起こる声援。
『エントリーNo.1!』
そして、1人目の男の子がショートカットの女の子に告白したのを切り札に、始まった告白タイム。
こんなに間近で生の告白を見るなんて、第3者の私でもドキドキしてるのに、2人はもっと緊張しているんだよね。
チラッと星村くんの姿を見る。両手を後ろで組み、真っ直ぐ前を向いている。
…………ねぇ、星村くん。そこに立っているってことは、私がココにいるってことは……
『続きまして、エントリーNo.7!我が校のクール王子の2年2組、星村良介!』
「はい」
マイクなしの声が響く。それから、司会者からマイクを受け取った星村くんが、舞台の中心へ歩いてくる。


