~Special Short Story~




「それが、私達も分からないんです。さっき、イキナリ実行委員の人に連れてこられて」


苦笑しながら笑う女の子。私達の話を聞いていたのか、他の子達も頷いていた。何が始まるんだよー、もう。


星村くんから言われて来ただけなのに……って、ココにいる場合じゃないじゃん!腕時計を見ると、14:00を回ったところだった。


す、過ぎちゃった。


『皆さん!大変お待たせいたしました!』


すると、どこからかマイクを通しての声が聞こえてきた。え?何のこと?


『只今から、秘密の企画を開催させていただきます!題して、【ドキドキ告白タイム!~俺の気持ちを聞いてください~】!はい、こちらに並んでいる男達が、想いを伝える企画です!』


司会者の言葉に会場は歓喜が上がり、声だけで盛り上がりが分かる。な、何なの?


『それでは!お相手の女性に登場してもらいましょう!どうぞ!』


その瞬間、垂れ幕が上がり、眩しいスポットライトが当たる。その中でたくさんのお客さんの姿が目に入り、自分が今舞台にいることに気づいた。