美女学

「ダメじゃないけど、びっくりしただけー

てか、よく引き受けたね。とうせ凉子が

言ったんでしょ?笑」

さすが。 凉子さんの性格わかってるね

「そだよ。すごいねさすが、お兄ちゃん」

と言ってあげた

とりあえず、撮影撮影。

最初は緊張したけど、どんどん楽しくなっ

てきて、途中でお菓子もたべれたしモデ

ルっていいなーって思った。

まぁ。もう一生すること無いしこんな夢み

たいなひと時を過ごせたのもお兄ちゃんと

凉子さんのおかげだなー。

終わって、いろんな人にお礼を言って、私

だけ先に帰ることにした。

兄はまだ仕事が残ってるから。

凉子さんが送っていくって言ってくれたけ

ど、家と近いしせっかく二人になれるん

だから遠慮した。

皆にお礼を言いながら事務所からでた。

あー帰ろっ!と思った時、

「あの。ちょっとそこどいてもらえます

か?」

と言われてびっくりして振り返ったら、美

少年がたっていた。

その美少年は重そうに大きな箱をもってい

たからすぐに謝ってどいた。

すると、美少年は階段を降りていって下に

箱をおいた。

そして、こっちを向いて

「今日の撮影。初めてにしては悪くはなかっ

たよ。」

と言ってきた。上からな言い方にいらって

したけど、その前になぜ知ってる!と思っ

た。

けど、その美少年は下を向いてスタスタと

事務所に入っていったから何も聞けなかっ

た。