不思議の国の勇者様?!



あたしは思わず、


「眠れる森の美女かよ?!」


と突っ込んでしまった。


どうしよ…地図を見ると、まだまだ闇の王子の城まである。


ここでクリを置いていくわけには行かない…。


「お嬢さんお嬢さん、こっちに来てお茶をしよう」


「へ?…もしかして帽子屋さん?」


「そうそう、ほらほら、こっちにおいで」


クリから降りて、椅子に座る。


そこにはやっぱり、帽子屋とうさぎ。


「ねえ、聞きたいことがあるんだけど」


「うん、なぁに?」


「王子の城へ行きたいんだけど、どう行けばいいの?」


「イバラの森を通るしかないさ。でもチャシャ猫なら知ってるかもね♪」


「チャシャ猫…」


あ、そうか!


「ありがとううさぎさん!!それじゃ♪」


クリのところに走ってく…と、その前に!


「チャシャ猫がどこにいるか知らない?!」