―翌日
「おっはよー!」
「おはよー芹葉!ねえねえ、あの話聞いた?」
「ぅん?どんな話?」
「それがさ〜」
友だちの話を聞こうとしたら担任が来た。
「またあとでね!」
と言って自分の席に着いた。
「え〜今日は、転校生を紹介する」
…ん?転校生…??
もしかして、さっき話そうとしてたことかな…。
まぁ、興味ないからイイケド。
窓側じゃないけど、担任を気にせずに外を見る。
「入ってこーい」
ガラリ、と扉が開く音ともに、女子の奇声が響き渡る。
「(うるさ…っ)」
「初めまして、北見 戒といいます。よろしくお願いします」
…ん?この声どこかで…
そう思って前を向くと