不思議の国の勇者様?!


「さぁね、探さなかったら出てくるさ」


「そうだね、じゃあばいばい!」


チャシャ猫はそういうやつだった。


でも、探さなきゃなんだよね〜。


「チャッシャ猫〜チャッシャ猫〜出てこないでいいよ〜♪」


…こんなのでいいのかな?


「くすくすそれは…どっちなの?」


歌うように出てきたチャシャ猫。


「イバラの森はなんでできたの?」


「くすくすさぁね、知ってるけど知らない」


「ふ〜ん、じゃあ教えてくれなくっていいよ」


言葉だけじゃなくって、心から思う。


「王子が来ないように女王様が植えたのさ」


「元から王子は来ないでしょ?闇の王子なんだから」


「王子は闇の王子なんかじゃないのさ。王子はいいやつ、だってご飯をくれるから」


「イバラの森があるからもう王子は来ないでしょ?」


「王子は簡単には諦めない♪王子は勇者を待っている♪そのための道も作っている♪」