「デートしよ…」


「え?……」



信のいきなりのお願いに私は驚いた。



「え、でも…」


「ダメ?な訳ないよな…由季が言い出したんだから…」



信はニヤリとし私の髪を1束すくう。




「うぅ……わか、りました…」



結局の所私は信の言葉に頷いてしまった。
ことの発達はテストが1週間に迫った頃…