「それよりも久々だな…」


「あぁ…よくやってたよな…中学の時」



急に昌くんと羽柴くんが話した言葉に私は頭の中にはてなマークが浮かぶ。


「ねぇ…なんのはなし?」



私が思いきって聞くと二人は微笑む。




「よく、やってたんだ…信の家で勉強会…」




その言葉に私はへ~と、頷く。


「あのときは大変だったんだよな…」



信はクスッと微笑みながら名残惜しい顔をする。