にゃ~~… 「にゃ~?…猫?」 信が疑問そうな顔で私を見る。 「信!早く!紹介したいから!」 私は猫の鳴き声を聞いたとたん、にこりと笑い信の腕を引っ張った。 「ちょ!由季!」 私が嬉しそうに家のドアを開けると… そこには――― 「にゃ~♪」 「お待たせ~!はい、餌だよ♪」 可愛らしい猫がドアの前にいた。