「俺と…そいつ…どっちが好き?」 「えっ!///……急にどうしたの?」 訳が分からないと、言いたいばかりに由季は信を見つめる。 「ねぇ…どっち?早く答えろよ…由季…」 「ヒャ!…信…近いって…」 由季は顔を赤くしながら後ろへ下がるが… ――――ドン! 後ろが壁で下がれなくなった。 「なぁ…由季…」 信がそう呟いたとき…