「プリクラ、ありがとう」 俺は振り返りプリクラを口許に持っていって妖しく微笑んだ。 「プリクラ?」 信がまるで、なんの事?っと、言いたそうな顔で由季ちゃんを見る。 「え~と…それは、もう、羽柴くんの意地悪ー!」 「あはは、」 俺は笑いながら立ち去る。 やっぱり由季ちゃんは面白いや。 うん、俺の一番のお気に入り。