「あ!羽柴くん!あそこいこ!」 そう言って由季ちゃんが指した場所に俺は固まる。 「あ、あそこは…」 「そうです!プリクラです!」 で、ですよねー。 昔、花菜姉と、とったことがあるが、思いっきり笑われたな。 「行こう!羽柴くん!」 由季ちゃんは目をキラキラさせながら俺の目をジーっと見つめる。 「うん、いいよ、行こうか」 まぁ、由季ちゃんだからね!! 俺は頷いて由季ちゃんについていった。