「そうなんだ…じゃあ思い出の場所だね♪」 そう言って由季ちゃんは最後の一口を食べた。 「よーし!こうなったらまだ、時間あるしいっぱい遊んじゃおう!」 「そうだね、由季ちゃんがそう言うなら!」 俺はベンチから立ち上がる。 「じゃあ取り合えずブラブラと歩こうか」 そう言って俺は由季ちゃんの方を見る。 それに由季ちゃんは首を縦にふって頷いた。 「改めて見るとこの通りって結構広いね…日差しが指すし…暖かい」 「そうだねぇ…晴れててよかったよ今日」 ふふっと微笑む由季ちゃん。