「ん、美味しい!そっちのアイスも!」
由季ちゃんは迷うことなく俺のアイスを食べた。
「そうだ。羽柴くん」
「ん?何?」
アイスを食べ進める俺に由季ちゃんは質問をする。
「そういえば…そこのアイス屋さん見覚えがあるって言ってたね…行ったことあるの?」
なんだ、そんなことか…
俺はクスッと頬を緩めた。
「覚えてる?文化祭の時に、花菜姉が、俺の買ったアイスを嬉しそうに食べたって…」
「うん、」
「あそこのお店で買ったんだ…アイス」
俺がこういうと由季ちゃんは少し驚いた顔をしながらもやがて、笑顔になる。


