「おはよー由季ちゃん達、すっかり元通りだね~良かったね…」 昌くんは誇らしげに微笑む。 「これで、ゆっくりと由季ちゃんといつも通りに過ごせるよ」 と、羽柴くん。 「過ごさなくていいわ…」 軽く突っ込みを入れる信。 「ひどーい…こう見えても由季ちゃん、俺に抱きついて来たんだからね~」 「は?」 …………あ、そんなこともありましたね。 「由季ちゃんが泣いているとき…あぁ、思い出すたびに照れるよ…」 羽柴くんはニマーッと頬を緩める。