「何?」 私が反応をすると、恭くんの手から出たのは、 「その写真」 「うん、俺達が初めてデートをした時の、まだ持ってたんだ」 え?“持っていた?“ まさかと、思い私は引き出しを開けると、鍵は開いていて写真だけがない。 「恭くん、それ」 「うん、勝手に開けさせてもらったよ…」 写真を片手にヒラヒラと手を踊らせる恭くん。 「由季、俺と別れた後もまだ、写真を持っていたなんて以外だよ…」 クスッと微笑む恭くん。