時間の流れはいつも早い。 ついにはもう、自分で決着をつける日。 「恭くん、おはよう…」 「おはよう由季、今日は一緒に登校しない?」 いつものように挨拶を交わす私達。 だが、今日は違う。 「で?どうする?」 まさかの、登校発言! 「ぇ?ぁ、うん、良いよ」 内心驚きながら私は頷いた。 恭くんもそれに、嬉しそうに頷く。