帰っているとき羽柴くんが私の肩を掴み話しかけてきた。 「由季ちゃん!明日休みだけど空いてる!?」 「?空いてるけど…どうしたの?」 私はその場に立ち止まり羽柴くんの顔を見る。 「勉強教えてほしくてさ…」 羽柴くんが照れ臭そうに微笑むと私はにっこりして… 「全然いいよ!むしろ嬉しい!予定どうしよっか…んー…」 あ、そうだ! 私はうんうんと頷き微笑んだ。