「た、だいまー…」


私は自分の家ではなく、恭くんの家に帰ってきた。



あれからと言うもの自分の家には全く帰ってない。

「お帰り…由季」


「恭くん……」



今日は珍しく恭くんが出迎える。
いつもは信なのに…。


もう………訳がわからない。



「由季………」

「なに?」



私が靴を脱いでリビングに入ると…




「俺のこと好き?」