「もう秋だからね…暗くなるのが早いんだよ…」 窓に視線を移して私も呟いた。 「由季……次ここ」 信に肩を叩かれ私はハッ!としたように問題用紙を見る。 「あ~…此処は応用だし難しいよね…ここはねこうやれば…」 「ねぇ……夏実、由季ちゃんって何者?」 「あ!それ俺も気になる…」 私が黙っていると隣にいた昌と羽柴くんが私にこっそり話しかけた。 「ん?あー…由季はね、あー見えても中学校の時中間、期末で学年3位以内に軽々入ってるの…」 私がふふっと笑うと二人は固まった。