「変な琉…」 私は首をかしげお茶を飲む。 すると、ポケットに入っているケータイが鳴る。 「由季からだ……もしもーし?…………え?」 内容が頭に入らない。 だって…… 『私ね……恭くんと別れちゃった…』 別、れた?由季と…恭が? 琉を見ると琉は苦しそうな顔で私に微笑むだけ。何かを知っている琉。 「由季、また電話する!絶対に!」 私はそう言い電話を切った。 そして、琉を見る。